みなさんは、コンビニやスーパーなどで
挽いたレギュラーコーヒーを買う人も多いのではないでしょうか?
一般的に、挽いた後のレギュラーコーヒーは、
開封後3日程度でコーヒー豆の風味が失われると言われています。
そのため、焙煎後の挽く前のコーヒー豆を買ってきて、
自宅で飲む直前日にコーヒー豆を挽くと、
おいしいコーヒーを飲めます。
でも、挽くときのコーヒー豆の粗さってどのくらいがいいの?
と思われている方もいるのではないでしょうか?
そこで、今回はコーヒーの入れ方別に、
推奨されているコーヒー豆の挽き方についてまとめていきたいと思います。
コーヒー豆を挽く道具
さてコーヒー豆を挽くときの道具は、コーヒーミルや
電動のグラインダー(電動のコーヒーミル)があります。
参考 手動ミルにはマネできない!楽ちん電動コーヒーミルの使い方
参考 玄人向け電動コーヒーミル、ナイスカットミルとみるっこを比較!
また、スーパーのコーヒー豆売り場には
自分で挽くための業務用のグラインダーがありますが、
やはり、おいしいコーヒーを飲むためには、
飲む直前にコーヒー豆を挽くのがベストです。
参考 原産地ごとに風味が変わる!コーヒー豆の種類や特長まとめ
コーヒー豆の粗さの種類(挽き具合)
極細挽き(ごくほそびき)
極細挽きは、砂糖と同じくらいの粗さで、
エスプレッソマシーンで入れる場合に最適な挽き具合です。
参考 ネスプレッソマシンの違いを徹底比較【イニッシア/プロディジオ/ラティシマ】
細挽き(ほそびき)
細挽きは、グラニュー糖くらいの大きさで、
エスプレッソやサイフォンに適した粗さです。
中挽き(ちゅうびき)
一般的な挽き具合で、グラニュー糖より大きく、
ザラメより小さな粒になり、
ペーパードリップやコーヒーメーカーに適しています。
参考 らくちん!コーヒーミル内蔵、全自動コーヒーメーカー特選2種類
粗挽き(あらびき)
粗挽きは、ザラメと同じくらいの粒で、
水出しコーヒー(ウォータードリップ)や
フレンチプレスに適した挽き具合です。
挽き具合による味の特徴
コーヒー豆の挽き具合の違いによっても、
コーヒーの味の違いが生まれます。
たとえば細挽きの場合は、
表面積が多くなるため抽出時間を長くすると、
コーヒーの持つ雑味などが余計に抽出されてしまいます。
また、粗挽きであれば表面積が少ないため、
長めに抽出しないと薄いコーヒーになります。
そのため、エスプレッソは極細挽きで
20秒~30秒ぐらいの短時間で抽出し、
ウォータードリップなどは粗挽きで水を使い、
8時間ぐらいかけて抽出するのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ご自身のコーヒーの入れ方を確認して、飲む直前に、飲む分だけ、
コーヒー豆を挽くのがおいしいコーヒーをいれる秘訣です。
ですが、万が一コーヒーの粉を使い切らない場合は、
コーヒーの粉を空気から遮断し、
冷蔵庫などの日の当たらない低温の場所で保管すると、
1週間ぐらいは保存ができるそうですよ。
そうそう、もちろん挽く前のコーヒー豆も、
焙煎からあまり時間がたっていない、
新鮮なコーヒー豆を準備するのも大事です。