意外と知られていないコーヒー豆の焙煎~コーヒー豆のつくり方

みなさんの中にはコーヒーにこだわるあまり、
コーヒーの粉ではなくコーヒー豆を
買ってくる人もいるのではないでしょうか?

ですが、コーヒーの焙煎まで
こだわっている方は少ないのではないでしょうか?

そこで今回は、コーヒーの焙煎について、
ご紹介していこうと思います。

焙煎について

そもそもですが、なぜコーヒーの生豆(なままめ、きまめ)を
焙煎しなければいけないのでしょうか?

焙煎する前のコーヒーの生豆は、
皆さんが想像するような
コーヒーの味や香りがほとんどありません。

そのコーヒーの生豆を焙煎して水分を飛ばし
加熱によって化学変化させることにより、
皆さんの良く知っている香ばしく薫り高いコーヒー豆になります。

ちなみに、焙煎を英語でいうとローストといいます。
そのため焙煎をする機械をロースターと呼びます。

ただし、焙煎の行程自体は職人の感覚が必要とされるため、
知識や経験がない人にはおススメできません。

焙煎後のコーヒー豆は保存状態にもよりますが、
密封容器に入れ冷蔵庫や冷凍庫などで保管すると
3か月くらいは風味を保持できます。

なぜ密封容器に入れるかというと、
焙煎したコーヒー豆は水分を飛ばしているため
周りの水分を取り込もうとします。

そのため、せっかく焙煎によって
飛ばした水分が戻ってきて風味が落ちてしまいます。

焙煎の種類

あなたは自分がもっているコーヒー豆の
焙煎の度合いを知っているでしょうか?

実はコーヒー豆の焙煎には
8段階の焙煎度合いがあり、
その度合いによって風味が違います。

以下に8段階の焙煎度合いを書きます。

コーヒー豆の焙煎度合の一覧
分類 焙煎度合 特徴
浅煎り ライトロースト 
シナモンロースト 
中煎り ミディアムローストアメリカンコーヒー向き
ハイローストレギュラーコーヒー向き
深煎り シティローストレギュラーコーヒー向き
フルシティローストアイスコーヒー向き
フレンチロースト 
イタリアンローストエスプレッソ向き

浅煎りは酸味が強く苦味が弱い、
深煎りは酸味が弱くなり苦味が強くなります。

コーヒー特有の甘い香りは、
ハイ・ロースト、シティ・ローストで高くなり、
ライトロースト、イタリアンローストで少なくなります。

また、焙煎度合いが浅いほど
カフェインの量が多くなり、
焙煎が進むとカフェインが少なくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

焙煎の度合いや特徴を知ることで、
自分でも最高の一杯を
目指すことができるのではないでしょうか?