原産地ごとに風味が変わる!コーヒー豆の種類や特長まとめ

コーヒーをたしなんでくると、
今度はコーヒー豆にもこだわりたくなりませんか?

私もコーヒー豆の種類の違いくらい知りたいと思い、
今回はコーヒー豆の種類について書いていきますね。

コーヒー豆の3大原種

現在世界で栽培されているコーヒー豆の種類は
200種類以上といわれています。

ただし、コーヒー豆の品種としてとらえると、
アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の3種類だけです。

これらを俗にコーヒー豆の3大原種といいます。

それでは、なぜ世界には200種類以上の
コーヒー豆が存在しているのでしょうか?

それは、コーヒー豆を栽培している産地によって
種類が分けられるためです。

キリマンジャロとかブルーマウンテンとかいうのは、
産地や栽培した場所に由来するものです。

紅茶でいうところのダージリンやアールグレイなども同じで、
どちらもお茶の木の種類は同じで
栽培している場所によって種類がわけられています。

栽培されている場所はコーヒーベルトと呼ばれる
赤道付近の北回帰線と南回帰線の間にあります。

ちなみに緑茶・ウーロン茶・紅茶は
葉っぱの発酵度合が違いますが、
葉っぱの種類は同じものなんですよ。

さて、本題のコーヒー豆の3大原種ですが、
それぞれ次のような特徴をもちます。

アラビカ種は、世界で流通しているコーヒー豆の中で
大多数を占める品種です。

気候の変化や病害にデリケートで豊かな風味と酸味が特長です。

レギュラーコーヒーのコーヒー豆はほとんどアラビカ種です。

ロブスタ種は病気や害虫には栽培には向ているのですが、
濃くて苦いのが特徴でアラビカ種より風味が劣るため、
インスタントコーヒーや缶コーヒー、ブレンドコーヒーの
引き立てで使われることが多い品種です。

リベリカ種は酸味がなく苦みが強いのが特徴で、
病気や害虫に弱いため栽培にはあまり適していません。

コーヒー豆の8割がアラビカ種で残りがロブスタ種で
リベリカ種はほとんど栽培・流通していません。

コーヒー豆の主要5種類

ここまで、コーヒーの3大原種について見てきました。

ここでは、最低限知っておきたい
コーヒー豆の種類を書いています。

いずれも聞いたことがあるのではないでしょうか?

ブルーマウンテン (ジャマイカ)

甘み・酸味・苦味のバランスが良いコーヒーの王様。

キリマンジャロ (タンザニア)

強い酸味と甘みのバランスがよく、上品な香り。

モカ (エチオピア、イエメン)

特徴のある酸味とバランスの良い味。

コロンビア (コロンビア)

甘い香りとまろやかな酸味。

コナ (ハワイ)

強い酸味と甘い香り。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

コーヒーはこだわればこだわるほどに、奥が深い飲みものです。

あなたもぜひコーヒー豆に対する知識を深めて
自分にあった究極の一杯を追い求めてみてください。