ネスカフェといえばスイスに本社があるネスレのコーヒー専門会社で
インスタントコーヒーのブランドとして世界的に有名な会社です。
そのネスカフェが販売しているコーヒーマシンには
ネスカフェゴールドブレンドバリスタと
ネスカフェドルチェグストという2つのタイプのマシンがあります。
同じ会社のコーヒーマシンだけどその2つは何が違うの?
コーヒーメーカーの購入をご検討されている方の中には
こう思われている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ネスカフェのコーヒーマシンの
バリスタとドルチェグストの2つの違いをまとめていきたいと思います。
ネスカフェバリスタとドルチェグストの違いは
ネスカフェゴールドブレンドバリスタとは
ネスカフェゴールドブレンドバリスタ、通称バリスタとは、
名前の通りネスカフェゴールドブレンドをはじめとする
インスタントコーヒー専用のコーヒーマシンです。
いいかえると、インスタントコーヒーをよりおいしく飲める
コーヒーマシンがネスカフェバリスタです。
ご注意いただきたいのが、スーパーなどで
売られている瓶入りのインスタントコーヒーは使えず、
専用の詰め替えパック(エコ&システムパック)を購入する必要があります。
バリスタ用の詰め替えパックは6種類あり、
おいしいと定評のネスカフェのインスタントコーヒー、
ゴールドブレンドや香美焙煎も含まれています。
- ネスカフェゴールドブレンド
- ネスカフェゴールドブレンドコク深め
- ネスカフェゴールドブレンドカフェインレス
- ネスカフェ香味焙煎深み
- ネスカフェ香味焙煎丸み
- ネスカフェプレジデント
他にもカフェインレスの詰め替えパックもあり、
カフェインの摂取が制限されている
妊婦の方や授乳中の方にはうれしい心遣いですね。
ネスカフェバリスタで淹れられるコーヒーのメニューは、
エスプレッソ、ブラックコーヒー、カフェラテ、カプチーノの4種類があります。
なのでバリスタのバリエーションは詰め替えパック6種類とメニューの4種類で、
24種類のコーヒーを楽しむことができます。
バリスタのコーヒーマシンは、15気圧のポンプ式に対応しているため、
おいしいエスプレッソの証ともいわれているきめ細やかで滑らかな泡(クレマ)入りの、
本格的なエスプレッソを入れることができるんです。
さらにバリスタには2016年8月に販売開始したスマホのアプリと連動できる
IoT機能が付いたバリスタi[アイ]があるのがドルチェグストと違います。
ネスカフェドルチェグストとは
ネスカフェのもう一つのコーヒーマシンであるネスカフェドルチェグストは、
バリスタとは違い、インスタントコーヒーではなく
カプセル方式のコーヒーマシンです。
なのでドルチェグストはUCCのドリップポッドやネスプレッソ、
キューリグと同じタイプのコーヒーマシンといえます。
ドルチェとグストの2つの単語を組み合わせたもので、
それぞれイタリア語でドルチェは『デザート・ケーキ』で
グストは『味わい』という意味になります。
ドルチェグストでコーヒーを入れるのはとても簡単で、
飲みたいカプセルをドルチェグストにセットして、
ボタンを押すと、指定した量のコーヒーを入れることができます。
ドルチェグストで淹れられるコーヒーの種類は、
15種類以上あり、バリスタにあるコーヒーだけでなく、
抹茶ラテや、ココアに似たチョコチーノなどもあります。
- オリジナルブレンド
- モカブレンド
- リッチブレンド
- カフェオレ / カフェオレ (カフェインレス)
- スペシャルティーコーヒー ルワンダ
- レギュラーブレンド (ルンゴ)
- ローストブレンド (ルンゴ インテンソ)
- レギュラーブレンド (カフェインレス)
- アイスコーヒーブレンド
- エスプレッソ
- エスプレッソ インテンソ
- カプチーノ
- アイスカプチーノ
- ラテマキアート
- ソイラテ
- ティーラテ
- 宇治抹茶ラテ
- 宇治抹茶
- チョコチーノ
ドルチェグストで特徴的なのがコーヒーではないですが、
本格的な抹茶をコーヒーマシンを使って淹れることができるところです。
しかもこの宇治抹茶がとても好評で、
ネスカフェも猛プッシュで売り出し中なのです。
こちらのマシンも15気圧のポンプ式に対応していて
本格的なエスプレッソや、エスプレッソメニューも作れます。
ドルチェグストはカプセルの定期お届け便と
一緒に申し込むと、ドルチェグストの本体が無料になる仕組みがあります。
バリスタとドルチェグストの口コミ・評判はどうなの?
気になるドルチェグストとバリスタ利用者たちの
口コミ・評判はつぎのようになっています。
ネスカフェバリスタの口コミ・評判
インスタントコーヒーをよく飲む人には素晴らしい商品だと思います。フィルターで淹れてる人は味が落ちるので注意
知人にプレゼントとして購入、スイッチを入れて排出までの時間が非常に早く味も調整できるので大変喜ばれました。
使用1週間。Amazonのクーポンで半額。初めて使うとき、パーツの取り外し、セッティングが複雑ですね。ギミックと捉えればいいのでしょうが、ネスプレッソと比較してしまう。星二個減。
色々なパーツに別れているので分解したり組み立てたりはやや面倒な感じ。実際飲んでみると確かに香りが良く風味がただのインスタントコーヒーよりも優っている。ただし飲んだ後の片づけが大変。
ネスカフェドルチェグストの口コミ・評判(ジェニオ2プレミアム)
購入以来毎日美味しく頂いています。
電源を入れてから使用できる様になるまでの時間も速く何時でも楽しめます。
バラエティーにとんだ色々な味も楽しめて購入して良かったです。
操作性もわかりやすく・使いやすくて便利。割とすぐにお湯になるしスティックで操作するのも簡単だし。
メンテも手間がかからず良かったです。
結婚祝いにいただいたドルチェグストが気に入り、実家用に買い足しました。
便利だし美味しいしで、カフェへ出掛ける回数が激減しました。
抹茶が手軽に飲みたくて購入しましたが、他も美味しく飲めて毎日楽しんでいます。
ただ、毎日飲むと高くついちゃいます。
バリスタとドルチェグストの価格はどっちがお手ごろなの?
ネスカフェドルチェグストとバリスタはマシン本体の値段や、
コーヒーを飲むためのランニングコストが違っています。
ネスカフェバリスタとドルチェグスト本体価格の比較
ネスカフェバリスタは、マシンの種類が少ないため
価格の開きが少ないですが、amazonで調べると古いタイプのバリスタは4000円台で、
最新のバリスタiは7000円弱の値段で手に入れられます。
一方のネスカフェドルチェグストの場合は、
本体の機種が多いため開きがありますが、
抽出量を設定して自動で止めることができるオートストップタイプの
売れ筋モデルの『ネスカフェドルチェグスト ジェニオ2プレミアム』が
8000円台で、オートストップ機能がついていないタイプの
『ネスカフェドルチェグスト ピッコロ』が3000円台になっています。
ですが、本体の価格はキャンペーンや時期によって変動があるので
ここに記載したのはあくまで目安として考えてくださいね。
ネスカフェバリスタとドルチェグストの1杯あたりのコスト比較
ネスカフェバリスタの専用詰め替えパックのエコ&システムパックは、
amazonで調べると定番のゴールドブレンドの70gの2本セットで1320円、
1本あたりだと660円で1本当たり35杯分となっているので、
1杯あたりの値段は約19円ほどです。
ネスカフェドルチェグストの場合ですと、人気のカフェオレの場合
amazonで1箱924円になっていて、1箱には16杯分のカプセルがあるので
1杯あたりにすると約58円になっています。
ただしamazonの場合は購入価格が2000円を超えない場合
別途配送料がかかってしまうので注意です。
ネスカフェバリスタとドルチェグストのお手入れの比較
コーヒーを毎日飲む人にとっては、コーヒーマシンの
お手入れが簡単かどうかも重要なポイントといえます。
ネスカフェバリスタの場合は、インスタントコーヒーの粉を
溶かしてカップに注ぐ仕組みなので、
コーヒーの通り道である管がとても汚れやすいのが特長です。
ですがバリスタをお手入れする場合は、マシンを分解して
洗浄するためとてもお手入れが面倒なのが残念なところです。
一方のネスカフェドルチェグストはカプセルを抽出口の出口に近いため、
基本的に給水タンクから出口まで水かお湯のどちらかしか流れません。
そのためカプセルホルダーを軽くすすぐだけでお手入れは終了です。
また長期的にドルチェグストを使っていると湯垢で汚れてしまいますが、
専用の湯垢洗浄剤を使って湯通しすればいいので本体を分解する面倒もありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ネスカフェの販売しているバリスタとドルチェグストの
2つのコーヒーマシンの違いはご理解いただけたでしょうか?
インスタントコーヒーでつくるバリスタは、ランニングコストが
1杯あたり18円~とコストパフォーマンスはいいのですが、
ドルチェグストに比べてレパートリーが少ないのが気になります。
ドルチェグストのコストは1杯あたりのコストは、
58円~とバリスタよりは高いですが、
15種類以上のカフェメニューが楽しめるのが魅力的です。
なので多少コーヒーの値段は上がるけれど使い勝手を重視するときは
ネスカフェドルチェグストが最適です。
とにかくコーヒー1杯あたりの値段を安くしたい場合は、
ネスカフェバリスタに軍配が上がります。
思い切って両方購入して状況や気分によって使い分けるのもアリだと思います!