スイスに本社を置くネスレには、
キットカット、ネスカフェ、ネスプレッソという
ブランドが存在します。
ネスカフェとネスプレッソはカプセル型のコーヒーマシンを出していて、
ネスカフェはドルチェグスト、ネスプレッソはブランド名と同じ
ネスプレッソといいます。
ですがそれぞれの違いをはっきりと理解している人は
少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、購入を検討している人を対象に
ネスカフェドルチェグストとネスプレッソの違いを
まとめていきたいと思います。
ネスプレッソとネスカフェドルチェグストの違いは?
それではネスカフェドルチェグストとネスプレッソは
どのような違いがあるのでしょうか。
ポイントをまとめて比較していきたいと思います。
ポイント1:淹れられるドリンクの違い
まずドルチェグストとネスプレッソは、
同じカプセル型のカフェシステムですが、
淹れられるドリンクに大きな違いがあります。
ネスカフェドルチェグストのカプセルは、コーヒーをはじめ、
カフェオレ、カプチーノ、ティーラテ、宇治抹茶ラテ、
チョコチーノ(ココアのラテ)など淹れられるドリンクの
バリエーションが15種類以上とカフェと比べても少なくないほどあります。
最近では本格的な宇治抹茶を淹れられるカプセルや、
シングルオリジン(ストレート)といってブレンドをしない
1種類のコーヒー豆から作られているのも発売されました。
一方のネスプレッソのカプセルの種類は、
ドルチェグストの15種類より多い23種類あります。
ですが淹れられるドリンクは、エスプレッソ、ルンゴ、リストレット
とエスプレッソ系のコーヒーのみです。
つまり、ネスプレッソでは宇治抹茶や、
チョコチーノ、ティーラテなどは作れません。
参考 ネスプレッソの専用コーヒーカプセル”グラン・クリュ”の入手場所は?
ポイント2:ミルク系レシピの作り方の違い
ネスプレッソでは、エントリーモデルで淹れられる
コーヒーはエスプレッソとルンゴの2種類だけですが、
上位機種ではカプチーノ、カフェマキアート、リストレットの
3種類が追加されます。
ネスプレッソのエントリーモデルであるイニッシアや
ピクシークリップ、プロディジオでミルク系のレシピの
カプチーノとカフェマキアートを飲みたい場合、
別売りの加熱ミルク泡だて器の「エアロチーノ」を用意するか、
市販のミルクフローサーを用意し、ネスプレッソで淹れたエスプレッソと、
ミルクフローサーで作った泡立てミルクのフォームミルクを
混ぜればカプチーノやマキアートができます。
ネスプレッソの上位機種のラティシマ・タッチと
ラティシマ・プロは本体にミルクタンクがついているため、
ミルクタンクにミルクを入れれば、あとはボタン一つの
全自動でカプチーノとカフェマキアートが作れます。
ネスカフェドルチェグストの場合は、
ミルクフローサーを別途用意する必要はありません。
ドルチェグストにはモデルの種類によって
作れるメニューに違いがないんです。
ドルチェグストには、必要に応じて
ミルクカプセルが別に付属していますので、
牛乳がないところでもお水と電気さえあれば
カプチーノを作れるんです。
例えばドルチェグストでカプチーノを飲むには、
カプチーノカプセルを用意して、
箱に入っているミルクカプセルとコーヒーカプセルを
それぞれ順番に抽出すればカプチーノができます。
参考 ボタン1つで全自動本格ラテ!ネスプレッソラティシマ・プロの使い方