コーヒーを飲むことでビタミン摂取を妨げない3つのポイント

 コーヒーを飲むのは食後から2~3時間空ける

先ほどもお伝えしたように、コーヒーがビタミンを
尿として排出されやすくするといっても過度のものではありません。

ですが、どうしても気になるようでしたら、
食後にコーヒーを飲むのは避けて、
食後の消化が落ち着いた後の食間、
食後から2~3時間ほど間を開けるといいでしょう。

また、貧血などで鉄剤などを処方されている人は、
同じように食後2~3時間はコーヒーを飲まないようにと
指導されているかもしれません。

なので、2~3時間開けるのは鉄分やビタミンを
吸収するのに大切なことなのです。

まとめ

今回は、コーヒーを飲むことでビタミン摂取を妨げないポイントについてお伝えしました。

コーヒーでビタミン摂取の妨げないポイントは次の通りでした。

  • コーヒー自体にはビタミンを破壊する成分はない
  • コーヒーの利尿作用で水溶性のビタミンやミネラルが排出される
  • コーヒーを飲むのは食後から2~3時間空ける

コーヒーを飲むことでビタミンが破壊されるという
情報がありますが、それはコーヒーの利尿作用で、
水溶性のビタミンB、Cが尿と一緒に排出されるということです。

言葉のイメージのような破壊などは、
コーヒーの成分には含まれていないんです。

また、コーヒーを飲むことでビタミンの吸収率が
ゼロになるということでもありません

もともと、尿として排出される分は過剰な分として尿になっているので、
コーヒーを飲んだからといってビタミン不足になることも少ないです。

しいて言えば、コーヒーを飲まない人に比べて、
コーヒーを飲む人のほうがビタミンの吸収は多少は少なくなるでしょう。

貧血で鉄剤などを飲んでいる人は、ビタミンがあると
鉄分の吸収効率が上がるので、食後のコーヒーは避け、
2~3時間たった食間などに飲むほうがいいでしょう。

くれぐれも適量の範囲内に収め、飲みすぎには注意しましょう。