コーヒーのカフェインがメラニンに作用しシミができる3つのポイント

コーヒーを飲むとシミができやすいってホントですか?
  • コーヒーを1日10杯飲んだらどうなりますか?
  • コーヒーに含まれるクロロゲン酸がメラニンを抑制して美白効果がある
  • コーヒーを飲むと色が黒くなる?

コーヒーとシミや日焼けの関係はいろいろと知られています。

コーヒーに含まれるカフェインには
メラニンを移動・拡散させる作用があり肌の色素沈着を増やす働きがあります。

今回は、コーヒーのカフェインがメラニンに作用し、
シミができる仕組みについてまとめていきたいと思います。

コーヒーのカフェインがメラニンに作用し、シミができる仕組み

メラニンは紫外線を浴びることで作られる人体の仕組みの一つ

みなさんの中には、メラニンという物質が、
お肌のシミにかかわりがあるということをご存知の方も多いはず。

メラニンは、人の肌にはなくてはならないもので、
メラニンがあるおかげで、有害な紫外線から私たちを守ってくれています

このメラニンは肌が刺激から守るために作り出します。

一般的に日焼け火傷の跡虫刺されニキビメラニンの色素沈着が
起こって黒ずんだモノです。

日焼けがシミの原因になるといわれているのは、
色素沈着が蓄積した結果シミとして現れるからです。

通常はターンオーバーでメラニンは垢になって出される

みなさんはターンオーバーを意識したことはあるでしょうか。

通常であれば、ターンオーバーがおこり、
古い肌が垢となって出ることで、メラニンも一緒に出されます

なので、夏の強い紫外線がいっぱいの海やプールなどに行ったとき
急に日焼けしても、時間はかかりますが元に戻ると思います。

このターンオーバーが正常であれば、
メラニンも蓄積されずにシミにはなりません。

若い人がシミがないのはこのターンオーバーが正常なためです。

ですがストレスやホルモンバランスの乱れによって、
メラニンが蓄積してしまうことがあります。

メラニンがたくさん蓄積した結果シミとなって肌に現れます

また、加齢によってターンオーバーの周期がだんだんと
長くなってしまったり、個人差などもあるようです。

コーヒーに含まれるカフェインはメラニンを拡散させ色素沈着を増やす

ここまで、メラニンがシミになる仕組みについて説明してきました。

本題のコーヒーがシミの原因になるかどうかついてですが、
コーヒーに含まれるカフェインにはメラニンを拡散させ色素沈着させる
働きがあるといわれています。

つまり、紫外線などをよく浴びる環境にある人は、
コーヒーを飲まない人により、コーヒーを飲んでいる人の方が
シミができやすい状況にあるといえます。

もちろん、肌のターンオーバーが正常であれば、
メラニンは体外に排出されるので気にするほどでもないと思いますが、
積もり積もってシミになる可能性も十分にあります。

普段からの紫外線対策や、ターンオーバーを正常に保つことが
お肌のシミ対策では重要になります。

まとめ

今回は、コーヒーのカフェインがメラニンを増やしシミになる仕組みについて
お伝えしました。

カフェインによってメラニンに作用し、シミができる仕組みは次の通りでした。

  • メラニンは紫外線を浴びることで作られる人体の機能の一つ
  • 通常は、ターンオーバーでメラニンは垢になって出される
  • コーヒーに含まれるカフェインはメラニンを拡散させ色素沈着を増やす

つまり、紫外線を大量に浴びている人は、
コーヒーを飲むことでシミができやすいということになります。

もしあなたが美しい白い肌を目指しているのであれば、
コーヒーを飲まないようにするか、
もしくは紫外線のケアを十分にすることで、シミの増加を低減できます。

また、コーヒーにはカフェインのほかに多く含まれているポリフェノールの一種、
クロロゲン酸という物質には抗酸化作用がありシミ・しわの予防をし、
肌の老化を防ぐ効果があります。

なので、紫外線対策を十分にしていている人は、
コーヒーを習慣的に飲むことで美肌を保ち続けることができるわけです。

もちろん、効果があるからといって飲みすぎは禁物、
1日の適量はコーヒーカップ2~3杯ぐらいが目安です。

他にも、白い肌を保つには普段からのスキンケアも重要です。