眠気防止に!コーヒーを使って眠気を吹っ飛ばす効果的な飲み方

日中に突然眠気が襲ってきて困っています、どうすればいいでしょうか
  • 仕事中眠くならないような対策ありますか?
  • 居眠り対策を教えてください
  • 日中の眠気がひどく悩んでいます

みなさんの中にはこのようなことでお困りの方も多いはずです。

むしろ、日中に突然の眠気に襲われてうとうとしたことがある人の方が、
圧倒的多数ではないでしょうか。

突然の眠気は、誰もが体験したことがある生理現象です。

みなさんの中には、いろいろと眠気対策を試してみたって
人もいると思います。

眠気対策の中で最も知られているのが、
コーヒーに多く含まれているカフェインをとることで
眠気を覚ますというものではないでしょうか。

今回は、日常で襲ってくる眠気をコーヒーを使って対策するときの
ポイントについてまとめていきたいと思います。

コーヒーが眠気に効果がでるしくみは…

コーヒーが眠気に効くのはコーヒーに含まれている
カフェインが影響しているのはご存知の方も多いと思います。

カフェインが含まれているのはコーヒーだけじゃなく、
紅茶や緑茶にも含まれていますが、カフェインの含まれている量は、
コーヒーが一番多いといわれています。

ちなみにコーヒー1杯に含まれているカフェインの量は約50~60mgで、
紅茶1杯の約2倍、緑茶1杯の2倍にあたります。

他にもリポビタンDのような栄養ドリンク、
レッドブルのようなエナジードリンクにもコーヒーと同じくらいの
カフェインが含まれている飲みものが市販されています。

日常で襲ってくる眠気のコーヒーを使った対策

眠気が襲ってきてからコーヒーを飲んでも効くまでにタイムラグがある

みなさんの中には、眠気が襲ってきてからコーヒーを飲んでいる人も
いるのではないでしょうか。

これは誤解をされている人も多いのですが、
実はカフェインは飲んですぐに効果を発揮しないんです。

コーヒーと一緒に取り入れられたカフェインは、
体内に吸収されてから効果を発揮するまで
個人差もありますが、20~30分のタイムラグがあります。

このタイムラグを考慮しておかないと、
効果を発揮するまでに居眠りをしてしまい、
仕事場などでは周りの人に注意されてしまいますね。

居眠りを防止したい時は20~30分以上前にコーヒーを1杯飲んでおく

もし、経験的に眠気が襲ってくる時間帯がわかっていたり、
特定の時間帯に備えて対策をしておきたいと考えているなら、
その時間帯のちょっと前にコーヒーを1杯飲んでおくのが最適です。

先ほどもお伝えしたのですが、
カフェインが効果を発揮するまでに20~30分かかるので、
対策したい時間帯の30分前に飲むのがポイントです。

さらに、もし可能ならばコーヒーを飲んだ後に
20~30分くらいの仮眠をとると、
起きるころにちょうどカフェインが効くので
スッキッリと目を覚ますことができるのでお勧めです。

コーヒーに含まれるカフェインの持続時間は3時間ほどで切れる

コーヒーに含まれるカフェインは、
普通であればだいたい個人差もありますが3~7時間くらいで
50%ほどが尿などになって体外に排出されます。

つまりカフェインの効果のだいたい3時間ぐらいと考えられます。

もし長時間にわたって効果を維持したければ、
また新たにコーヒーを飲む必要があります。

飲み方を間違えてしまうと逆に眠くなることも

眠気覚ましとしてコーヒーを飲む場合は注意しなければ
逆効果になってしまう飲み方があります。

それはコーヒーに砂糖を加えて飲むことです。

実は砂糖に含まれている糖質は体に取り込まれると
一気に体内の血糖値が上がるのですが、
血糖値が上がると元に戻すためにインスリンという物質が出てきます。

このインスリンの効果により血糖値は下がるのですが、
血糖値が下がると脳内のブドウ糖が減少し眠気に襲われてしまいます。

なので眠気覚ましとしてコーヒーを飲む場合は、
砂糖を加えないブラックコーヒーが効果的なんです。

私もコーヒーに砂糖を入れて飲むのがふつうなのですが、
眠気が覚めたことがあまりないのはこのためだったみたいです。

飲みすぎはカフェイン中毒になり、死亡する可能性も…

カフェインを含んだ飲みものは眠気を覚ますのはいいのですが、
短時間のうちに多量に摂取してしまうと急性カフェイン中毒で
死亡してしまう可能性もあります。

コーヒーの場合は短時間の間に1.5リットルほど摂取すると
急性カフェイン中毒になる可能性があるそうです。

ちなみにエナジードリンクの場合は、短時間の間に7本飲むと
カフェイン中毒になる可能性があります。

2015年には眠気覚ましにエナジードリンクを常用していた
24時間勤務の店舗に勤務していた20代の男性が
死亡したという報告もあるくらいです。

なのでカフェインを眠気覚ましに使用する場合は、
飲みすぎには十分注意して安全の範囲内にとどめるようにしましょう。

まとめ

今回は、日常で襲ってくる眠気のコーヒーを使った対策についてお伝えしました。

日常の眠気に対するコーヒーを使った対策のポイントは以下の通りでした。

  • 眠気が襲ってきてからコーヒーを飲んでも効くまでにタイムラグがある
  • コーヒーに含まれるカフェインの持続時間は3時間ほどで切れる
  • 居眠りを防止したい時は30分以上前にコーヒーを1杯飲んでおく

居眠り対策でコーヒーを飲む場合は、
カップ1杯分(150ml、缶コーヒーなら1本)をちびちびと
時間をかけて飲むのではなく、普通に飲んだ方が
短時間にカフェインを多くとれるのでより効果が出ます。

また、カフェインの持続時間は割と短めですが、
長時間持続させたいからといって、何杯も飲むのは
身体に悪影響を与えてしまいます。

コーヒーの1日の適量はカップ3杯程度といわれています。

日常の眠気や居眠りなどを防止したい時は、
メリハリをつけてここぞというときに飲むのが最適です。

もし、1日中眠気が取れないような人は、
もしかしたら病気の可能性がありますので、
疑わしいと思ったら、医師の診断を受ける方がいいと思われます。