コーヒーを飲むことが原因となる口内炎の3つのポイント

コーヒーを飲むと口内炎ができるのですがどうしてですか?
  • コーヒーを飲むようになってから、口内炎ができました
  • 口内炎があるうちはコーヒーなどは避けた方が治りが早いのでしょうか?
  • 毎日飲む缶コーヒーがいけないのでしょうか?

もしかしたら、みなさんの中にもこのようなお悩みをお持ちの方も
いるのではないでしょうか。

コーヒーを習慣的に飲む人は、
生活習慣病がん、肌の老化を防ぎシミしわができにくくする効果があります。

ですが、コーヒーを飲むことで結果として口内炎に
なってしまうこともあるんです。

今回は、コーヒーを飲むことが原因となる口内炎のポイントについて
まとめていきたいと思います。

コーヒーを飲むことが原因となる口内炎のポイント

コーヒーには口内炎の原因になる物質はない

毎日習慣的にコーヒーを飲んでいる人や、
コーヒーを飲み始めてから口内炎ができた人たちは、
コーヒーには口内炎を誘発する物質が含まれると思われるかもしれません。

ところがこれは誤解で、コーヒーには口内炎に直接働きかけたり、
口内炎を作り出す物質があるわけではないのです。

とくに、コーヒーを飲み始めるようになって口内炎ができた人は、
コーヒーが直接口内炎を作り出しているように思われるかもしれません。

コーヒーのカフェインが胃を刺激し荒れることで口内炎が起こる

コーヒーに多く含まれているカフェインクロロゲン酸と呼ばれる
ポリフェノールの一種には、胃の粘膜を刺激して
胃液の分泌を促す働きがあることが知られています。

この働きは、食後に食べ物が胃に入っている状態だと
胃の負担を減らすことができるので役に立つ作用です。

ですが、空腹時にコーヒーを飲むと、
この働きが悪さをして胃に負担をかけたりダメージを受けて
胃が荒れてしまうことがあります。

また、胃潰瘍(いかいよう)や胃が弱っている人などは、
悪化させてしまうことがあるかもしれません。

胃に負担がかかりダメージを受けたりすることで、
胃と密接な関係がある口腔内も影響を受けて、
結果的に口内炎ができるという仕組みです。

つまり、空腹時にコーヒーを飲むことを避けたり、
空腹時に飲む場合はミルクでまろやかにして飲むと、
負担を和らげることができます。

また、コーヒーの1日の摂取量も見直すほうがいいかもしれません。

コーヒーの1日の適切な量はコーヒーカップ2~3杯程度といわれています。

1日に5杯以上飲んでいる人は、量を減らすことで
症状が改善したり和らぐこともあります。

口内炎がある人はコーヒーを飲むのを避けた方がいい

これまでにお伝えしたように、コーヒーを飲むことで、
胃にダメージを受け結果的に口内炎ができるのでした。

なので、すでに口内炎がある人などは、
コーヒーを飲むのを控えたほうが口内炎の治りが早まる可能性があります。

口内炎がありコーヒーをいつも通り飲んでいる人は要注意です。

まとめ

今回は、コーヒーを飲むことが原因となる口内炎のポイントについてお伝えしました。

コーヒーが原因の口内炎のポイントは次の通りでした。

  • コーヒーには口内炎の原因になる物質はない
  • コーヒーのカフェインが胃を刺激し荒れることで口内炎が起こる
  • 口内炎がある人はコーヒーを飲むのを避けた方がいい

このように本来刺激物であるコーヒーは、
体調や体質によって胃にダメージを与え、結果的に口内炎ができることがあります。

また、口内炎の人は、胃が弱っている可能性があるため、
刺激物であるコーヒーを飲むのを避けた方がいいかもしれません。

この他にも、ビタミン不足や過労による免疫の低下などでも、
口内炎になってしまうこともあります。

このため、バランスの良い食事や規則正しい生活を心がけることで、
口内炎の予防することができます。