快適!スタバのブラックエプロンの接客で最高のコーヒー体験を楽しもう

スタバといえば日本全国に1000店舗以上も
チェーン展開している有名コーヒーショップです。

若い世代を中心に絶大な人気を集めているスタバは、
カフェタイムになれば簡単に席をとることができないほどの混雑。

みなさんも同じように、カフェタイムに行列に並んで
席が空くのを待った人も多いのではないでしょうか。

ところで、スタバの店員さんが着用しているエプロンといえば、
グリーンのエプロンを思い浮かべる人が多いと思います。

ですがスタバの店員さんの中の一部にはグリーンではなく、
黒いエプロンを着用している人がいるのを見たことはないでしょうか。

もちろん、黒いエプロンの人がいないスタバ店舗もあります。

黒いエプロンを付けた店員さんは、コーヒーマスターの資格を持つ
スタバの店舗スタッフの中でも選ばれた人たちなのです。

今回は、スタバのコーヒーマスターの資格を持つ
黒エプロンの店員さんについてまとめていきたいと思います。

スタバの店舗で働く人は緑エプロンからスタート

スタバのアルバイトや店舗勤務の新入社員の人たちは
まずは緑色のエプロンとしてキャリアをスタートします。

スタバのアルバイトはバリスタと呼ばれ、ビバレッジ作成(ドリンクつくり)、
レジ打ち、スタバのコーヒー豆やタンブラー、サニーボトルなどの関連商品販売、
店舗清掃、接客などが主な仕事内容です。

キャリアを重ねればバリスタの教育ができるバリスタトレーナーや、
シフトスーパーバイザーといわれる時間帯責任者になれます。

また社員になれる制度もあり、社員になれば店舗責任者の
ストアマネージャーになることも可能です。

ところがキャリアを積み重ねてもスタバのブラックエプロンに
なることはできません。

スタバのブラックエプロンになるためには、
認定試験を受けて合格しコーヒーマスターになる必要があるのです。

スタバのブラックエプロン、コーヒーマスターの店員さん

全国に1100店舗以上で働く2万人以上のバリスタのうち、
黒いエプロンを付けたコーヒーマスターの資格を持つ
バリスタ店員さんは2000名ほどで、全体の10%くらいしかいないんです。

研修が終了した店員さんはバリスタと呼ばれるようになりますが、
そのバリスタがさらに2年ほど勉強してコーヒーマスターの認定試験に受かると、
見事コーヒーマスターとして黒エプロンを身に着けることができるのです。

スタバのブラックエプロンの特徴

スタバのブラックエプロンになるための認定試験(通称BAテスト)は年に1回行われて、
合格率はわずか8%ほどでとても難関な試験といわれています。

BA(ブラックエプロン、Black Apron)テストは、スタバの専門知識だけではなく、
コーヒーに関する専門的な知識を問われる問題になっています。

例えば…

  • 世界で一番コーヒーを飲む国はどこ?
  • コロンビア国立コーヒー研究センターの通称は次のどれ?
  • スターバックスはRootCapitalというNPOと協力して生産者にどんな支援をしている?

など極めて難しい内容になっていて選択問題だけでなく記述問題などもあります。

このような問題を正解していって、
ブラックエプロンになるための合格ラインは80点くらい必要なんです。

見た感じでもとても難しいことがお分かりいただけると思います。

スタバのブラックエプロンはこのような専門知識を駆使して、
日々の接客業務を行っているので、接客の質も緑エプロンとは格が違うほど。

スタバのブラックエプロンについている星の数は…

スタバのブラックエプロン認定試験を合格したバリスタでも
毎年行われている認定試験を受験することができます。

その試験に再度合格するとブラックエプロンに星の刺繍が増えていきます。

つまりブラックエプロンに星の刺繍が4つある人は、
難関のBA試験を4回も合格したという証になっています。

ブラックエプロンを見かけた際は、胸元の星の数に
注目してみるのも面白いのでやってみてください。

スタバのブラックエプロン開催のコーヒーセミナー

スタバでは一部の店舗で毎月有料のコーヒーセミナーが開かれます。

そのコーヒーセミナーは、コーヒーに関する専門知識を身につけた
スタバのブラックエプロンの人が教えてくれます。

コーヒーに興味がある方は、スタバのブラックエプロンの方に
教えてもらうのもいいと思います。

ブラックエプロンだけが働くことのできる店舗がある

スタバの店舗では難関のBA試験を突破したブラックエプロンだけが
働くことのできる特別な店舗があります。

それはスターバックス・コーヒー 新宿マルイ本館2階店です。

2009年4月に新宿マルイの開業と同時にオープンした
通称ブラックエプロンストアといわれるこの店舗は一般的なスタバの店舗とは違って、
スタバのコーヒー豆の中でも厳選された希少なコーヒー豆を使っている、
スターバックス・リザーブ取扱店舗になっています。

なのでブラックエプロンが淹れてくれた
おいしいコーヒーを味わうことができる店舗になっています。

マルイには新宿マルイ本館8階店もあり、
こちらは普通の店舗になっているので間違えないように気を付けてください。

お近くに訪れるときはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

毎年スタバのブラックエプロンの頂点を決める大会

スターバックスでは毎年2月の中旬ごろに、「アンバサダーカップ」と呼ばれる
スタバのブラックエプロン バリスタの頂点を決定する大会があります。

アンバサダーカップに選ばれるブラックエプロンバリスタは、
全国に2000名以上いるブラックエプロンから地区予選で優勝した
15~16名ほどと非常に狭き門です。

さらにその中から優勝した1名だけが1年間のブラックエプロンの
頂点・コーヒーアンバサダーとして、
伝統のコーヒー染めの茶色いエプロンを身につけて活躍します。

コミケの期間は国際展示場・ビックサイトにブラックエプロンが集結

コミケ(コミックマーケット)とは年に2回、夏のお盆の8月中旬と、
冬の年末の12月下旬に東京国際展示場(ビックサイト)で開催される
60万人が来場するほどの同人誌即売会のことです。

スタバではこのコミケの時期に合わせて、
『スターバックス 東京ビッグサイト店』にブラックエプロンを
たくさん導入して接客の向上をしています。

この『スターバックス 東京ビッグサイト店』では、
普段はブラックエプロンバリスタはほとんどいないようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか、スタバの黒エプロンの店員さんのこと。

店舗でコーヒーマスターの人にあったら、とてもラッキーです。

コーヒーマスターの人は、コーヒーの知識が豊富なので、
ペアリングといってオーダーしたコーヒーにぴったりの
フードをおススメしてもらえるそうですよ。