- カフェインを飲んだ後に授乳すると赤ちゃんの機嫌が悪くなるor寝なくなる
- コーヒーって何歳から飲んでいいんですか?
- 授乳中のカフェインは赤ちゃんに蓄積し、影響を与える
お子さんを育てているお母さんなら、子供のために
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
大人の場合だとコーヒーに含まれるカフェインは、
眠気覚ましや、疲労回復、集中力向上といろいろなメリットがあります。
ですが、乳幼児のような身体が未発達な状態の
子供に与えてしまうと思わぬ副作用があります。
今回は、乳幼児に対するコーヒーに含まれるカフェインの影響について、
まとめていきたいと思います。
乳幼児に対するコーヒーに含まれるカフェインの影響
子供は大人とは違いカフェインを分解する能力が未熟なため飲まないほうがいい
大人であれば、コーヒーに含まれるカフェインによって
疲労回復や、眠気覚まし、集中力アップなどの効果を得られます。
ところが、内臓など身体が未発達な乳幼児の場合、
コーヒーに含まれるカフェインの刺激は、
大人よりも強く作用してしまうことがあります。
一説によれば、子供はカフェインを分解する力が
大人の20倍必要と言われています。
授乳中のお母さんがコーヒーを飲むと母乳を通して赤ちゃんに移る
赤ちゃんが生まれて、毎日育児に追われている
授乳中のお母さんも注意が必要です。
授乳中のお母さんが口にしたコーヒーに含まれる
カフェインは、母乳を通して赤ちゃんの体内に入ってしまいます。
なので、授乳中のお母さんもコーヒーの飲みすぎには要注意です。
これは、全く飲んではいけないということではなく、
あくまで過剰摂取することがダメだということです。
目安としては、1日に1~2杯程度飲む分には、
それほど影響はないといわれています。
ですが気にするようであれば、店頭などに
カフェインが除去されているカフェインレス(デカフェ)のコーヒーも売られています。
また、授乳中の赤ちゃんが母乳を通してカフェインを摂取した影響として、
情緒不安定で不機嫌になりやすかったり、寝つきが悪くなったり、
興奮して落ち着きがなくなったりします。
法律的な決まりはないが、小学生くらいからコーヒー牛乳で飲むのがいい
それでは子供はいつからコーヒーを飲むことができるのでしょう。
目安としては小学校に入ってからなら、
子供もある程度体が出来上がってきていますので安心です。
また、コーヒーもブラックコーヒーではなく、
同じくらいのミルクを混ぜたコーヒー牛乳から始めるのがいいです。
そもそも、子供のうちはブラックコーヒーは苦すぎて飲めないと思います。
また、飲みすぎはカフェイン中毒などを引き起こしたり
子供の発育によろしくないため、子供用のコップ一杯のカフェオレから
様子を見るのがいいのかもしれません。
コーヒーの他にもカフェインが含まれる飲食物はあり、
紅茶や緑茶、チョコレート、コーラにも含まれていますし、
栄養ドリンクやエナジードリンクにもコーヒーと同じくらいの
カフェインが含まれていますので注意を払う必要があります。
まとめ
今回は、乳幼児に対するコーヒーに含まれるカフェインの影響についてお伝えしました。
乳幼児へのコーヒーの影響は以下の通りでした。
- 子供は大人とは違いカフェインを分解する能力が未熟なため飲まないほうがいい
- 授乳中のお母さんがコーヒーを飲むと母乳を通して赤ちゃんに移る
- 法律的な決まりはないが、小学生くらいからコーヒー牛乳で飲むのがいい
このように、コーヒーに含まれるカフェインは大人であれば
さまざまな効用を与えてくれますが、
子供はカフェインの分解能力が未発達なため与えないほうが子供のためです。
また、授乳中の赤ちゃんがいるお母さんも注意が必要です。
妊娠中であれば、コーヒーの摂取について医師の指導がありますが、
赤ちゃんが生まれてからだと気が緩んでしまいがちです。
授乳中の赤ちゃんは、お母さんが摂取したカフェインを、
母乳を通じて体内に取り込んでしまう危険があるため、
授乳中のお母さんもカフェインの取りすぎには要注意です。
1日1~2杯の適量であれば問題ないとされていますが、
できれば飲まないか、カフェインレスのコーヒーを飲むのが望ましいです。