コーヒーを短時間で多量に飲んだ時のカフェイン中毒の3つの注意点

コーヒーはどれくらい飲んだら中毒や死に至りますか?
  • コーヒーは一日何杯までなら、いいですか?
  • コーヒーが中毒になるのはなぜですか?
  • 自分でも中毒っぽいなぁ~と思います

みなさんの中にもこのような疑問をお持ちの方や、
ご自身に心当たりのある方もいるのではないでしょうか。

コーヒーに多く含まれることで知られるカフェインは、
短時間に多量に摂取すると中毒症状を起こしたり
最悪の場合は死に至る危険な成分です。

今回は、コーヒーを短時間で多量に飲んだ時のカフェイン中毒の注意点について
まとめていきたいと思います。

コーヒーを短時間で多量に飲んだ時のカフェイン中毒の注意点

コーヒーの適量は1日につき2~3杯程度が目安

みなさんは意外と知らないかもしれませんが、
コーヒーの適量は1日でコーヒーカップ2~3杯程度が目安だといわれています。

コーヒーの摂取量がこの程度に収まっていれば、
個人差などもありますが、カフェイン中毒や致死量に
なることはまずありません。

ところが、コーヒーに含まれるカフェインには、
眠気覚まし集中力アップなどの効果があり、
飲みすぎてしまっている人も多いのではないでしょうか。

コーヒーを1時間あたりに5杯程度飲むと中毒症状が出る可能性がある

コーヒーを飲みすぎてしまっている人は、
自分がカフェイン中毒や致死量になっていないか
心配になってる人もいるかもしれません。

コーヒーに含まれるカフェインは、
飲んでからだいたい3~4時間程度で
尿になって半分が体外に排出されます。

なので、短時間のうちに大量に飲んでしまうと、
体がカフェインの処理に追い付かずに、
カフェイン中毒になってしまう恐れがあります。

ではその目安はというと、
コーヒーを1時間あたりに5杯程度飲むと中毒症状が
出る可能性があるといわれています。

カフェイン中毒の症状としては、
落ち着きがなくなったり不安感覚過敏あせり
胃痛吐き気嘔吐不整脈動悸などがあります。

また、カフェインに弱い体質の人は、少量でも
このような症状が出る可能性があるため、
ご自身の適量を見極めてみてください。

カフェインの致死量は、体重50kgの人で10g、200杯のコーヒーを一気に飲むと死に至る

ところで、カフェインの致死量はどれくらいなんでしょうか。

これを知らないと、コーヒーをたくさん飲む人は、
不安になってしまうかもしれません。

コーヒーに含まれるカフェインの量は、
コーヒーカップ1杯あたり50~80mg程度で案外少ないのです。

カフェインの致死量は、体重によって異なりますが、
体重50kgの人で10g、およそコーヒーカップ200杯を
短時間で一気に飲まないと死ぬことはありません

ここで、注意が必要なのですが、
カフェインはコーヒー以外にも含まれています。

例えば、栄養ドリンクエナジードリンクには
1本当たり30~50mg程度とコーヒーと同じだけの
カフェインが含まれています。

また、コーヒーほどではないものの、
チョコレートや、緑茶紅茶などにも
カフェインが含まれているので要注意です。

これらの合算値がカフェインの致死量に至らなければ、
死ぬことはないので安心してください。

まとめ

今回は、コーヒーを短時間で大量摂取した時に起こる
カフェイン中毒についてお伝えしました。

カフェインを短時間で大量摂取してしまったときの注意点は以下の通りです。

  • コーヒーの適量は1日につき2~3杯程度が目安
  • コーヒーを1時間あたりに5杯程度飲むと中毒症状が出る可能性がある
  • カフェインの致死量は、体重50kgの人で10g、200杯のコーヒーを一気に飲むと死に至る

このように、コーヒーは適量を守っていれば、
カフェイン中毒になったり致死量に至ることはまずありません

ところが、1時間あたりにコーヒーカップにして5杯程度飲んでしまうと、
体がカフェインの処理に追い付かずに、中毒症状が出ることがあります。

また、これ以下でもカフェインが体質的にあってない人や、
カフェインの処理する能力が備わっていない子供は、
カフェイン中毒のような症状が出るかもしれません。

コーヒーのカフェインには眠気覚まし集中力が高まる効果があるため、
コーヒーをよく飲んでる人は多いはずです。

ですが、これらのカフェインの効果は2時間ほどで切れてくるので、
ついつい飲みすぎてしまっているかもしれません。

コーヒーをたくさん飲む人はだんだんとカフェインの耐性ができてきて、
効きづらくなってさらにコーヒーを飲む杯数が増えていきます。

カフェインの効果を最大限発揮するには、
普段は飲まないようにして、ここぞというときに飲むのが効果的です。

コーヒーの飲みすぎには十分に注意しましょう。