- コーヒーの出がらしには消臭効果があるの?
- ドリップコーヒーのかすは消臭効果があるんですか?
- 効果の期間はどのくらいでしょうか?
毎日コーヒーをドリップしているみなさんならば、
一度くらいはこのような疑問をお持ちになられたのではないでしょうか。
ドリップをし終わったコーヒーのかすは普通は
そのままごみとして捨てられて終わりになります。
ですが、コーヒー豆を挽いて作られるレギュラーコーヒーは、
消臭効果が高い活性炭と同質のもので消臭効果があります。
今回はコーヒーのかすを消臭剤代わりとして使うときのポイントについて
まとめていきたいと思います。
コーヒーかすを消臭剤代わりとして使うときのポイント
抽出の終わったコーヒーかすを十分に乾燥させる
ドリップコーヒーを抽出し終わった直後は、
コーヒーのかすはお湯で濡れて湿っています。
ですが、この湿っている状態ではコーヒーかすは
消臭効果を発揮しません。
コーヒーかすの消臭効果を最大限発揮させるためには、
使い終わったコーヒーかすを十分に乾燥させる必要があります。
なぜかというと、コーヒーかすには乾燥させることで吸湿効果が高まり、
湿気と一緒に空間のにおい成分を取り込み、吸着させることで
嫌なにおいを消してくれるんです。
なので、コーヒーかすを消臭剤代わりとして使うときは、
十分に乾燥させたうえで、適当な入れ物に入れて
においが気になるところに置いておきましょう。
乾かす方法は、天日干し、自然乾燥、フライパンで炒ったり、
電子レンジでチンしても大丈夫です。
コーヒーかすの消臭効果は香りがある間有効で、だいたい2~3日くらい
コーヒーかすの消臭効果はそれほど長くはもちません。
目安としてはコーヒーかすからコーヒーの香りがしなくなるまで、
だいたい2~3日くらしたら効果がなくなってしまいます。
これは、コーヒーのかすが空気中の湿度を吸収して、
香りがしなくなるためです。
逆に、淹れる前のコーヒーの粉(レギュラーコーヒー)を
保管するときは、なるべく空気から遮断して、
湿度からコーヒーの粉を守ると香りが長持ちします。
コーヒーかすの消臭剤はゴミ箱、下駄箱、冷蔵庫などの狭い空間が効果的
コーヒーかすの消臭効果は広いお部屋のにおい取りには向いてません。
コーヒーかすの消臭剤は、ゴミ箱や、下駄箱、冷蔵庫などの、
密閉された狭い空間に効果的なんです。
例えば、においの気になる冷蔵庫や下駄箱に、
十分に乾燥させたコーヒーかすを適当な容器に入れて
置いておくと気になるにおいが取れていきます。
三角コーナーの生ごみ置きに
乾燥させたコーヒーかすをふりかけておくと、
生臭くて嫌なにおいが取れておすすめです。
毎日コーヒーを飲む人は、ついでに嫌な臭いも消せて、
一石二鳥になるのでぜひやってみてください。
まとめ
今回は、コーヒーかすを消臭剤の代わりとして使うポイントについてお伝えしました。
コーヒーかすを消臭剤として使うポイントは次の通りでした。
- 抽出の終わったコーヒーかすを十分に乾燥させる
- コーヒーかすの消臭効果は香りがある間有効で、だいたい2~3日くらい
- コーヒーかすの消臭剤はゴミ箱、下駄箱、冷蔵庫などの狭い空間が効果的
コーヒー豆を挽いて淹れるドリップコーヒーに使われる
レギュラーコーヒーの粉は、消臭効果が高いとされている
活性炭などと同質の多孔質(穴が多く表面積が広い)で、
活性炭と同様の消臭効果があります。
ところが、インスタントコーヒーには消臭効果はありません。
使い終わった後のコーヒーかすをよく乾燥させて、
においの気になる生ごみ入れやタバコの灰皿、冷蔵庫のような
狭くて密閉されたような空間に置いておくとにおいを吸着してくれます。
毎日コーヒーを飲む人は、ゴミとして出てしまっているコーヒーかすを
再利用して気になるにおいをぜひ消してみてください。