- コーヒーに脂肪燃焼効果があるそうですがホントですか?
- カフェインって眠気覚ましの効果があるの?
- コーヒーの種類に関係なく効くの?
もしかしたら、あなたもこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
コーヒーはちょっと前までは飲むと身体に悪いといわれてきました。
ところが、研究や調査を行ってみると、
コーヒーにはさまざまな健康効果があることが分かってきました。
飲んだらすぐに効いてくるコーヒーの効果
コーヒーにはダイエットを手助けする脂肪燃焼効果がある
ダイエットに熱心な方なら聞いたことがあると思いますが、
コーヒーには脂肪燃焼効果があるといわれています。
これは誤解されている人も多いのですが、
コーヒーを飲むだけで痩せることができるというわけではないのです。
コーヒーに含まれるカフェインやポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は
脂肪の燃焼を助ける働きがあります。
これはコーヒーを飲んでから有酸素運動を行うことで、
飲まないときに比べて脂肪燃焼の効果を高めるというものです。
なので、ウォーキングやランニングなどの運動の30分くらい前に
コーヒーを1杯飲むことで脂肪燃焼効果が高まります。
またこのときに飲むコーヒーはミルクや砂糖入りのコーヒーより、
カロリーがほとんどないブラックコーヒーの方がベターです。
コーヒーを飲むと眠気が覚めたり、集中力が高まる
コーヒーのカフェインによる眠気覚ましの効果や集中力向上の効果は、
受験生や会社に勤めている人、運転手などのいろいろな人に
親しまれている効果です。
ところがこれらの効果は飲んですぐに効果が発揮されるわけではなく、
飲んでから20~30分くらいのタイムラグがあります。
なので、眠気を覚ましたい場合は、
飲んでから20~30分くらいの仮眠をとるとスッキリと目が覚めます。
また、カフェインによるこれらの効果は、
個人差などもありますが2~3時間ほどで効果が薄れていきます。
コーヒーの種類(インスタント、レギュラー)に関わらず同様の効果がある
コーヒーに詳しい人ならばコーヒーにはレギュラーやインスタントなど、
いろいろと種類があるのをご存知のはずです。
これらのコーヒーで効果があったりなかったりと違いはないのと
疑問に思う方もいるはずです。
結論から言うと、インスタントでもレギュラーでも、
カフェインやクロロゲン酸は含まれているので同様の効果が得られます。
ですが、レギュラーコーヒーには注意が必要です。
レギュラーコーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸の量は、
産地や焙煎の度合いにより違ってきます。
一般的に焙煎が浅い(焙煎時間が短い)コーヒー豆ほど
カフェインやクロロゲン酸の含有量は多く、
焙煎が深い(焙煎時間が長い)コーヒー豆ほど減少していきます。
コーヒーのタイプで言うと、アメリカンコーヒーは
焙煎が浅いコーヒー豆を使うので成分の含有量が多く、
次いでホットコーヒー、焙煎が深いコーヒー豆を使う
アイスコーヒーやエスプレッソ、カフェラテ、カプチーノは少ないです。
一方のインスタントコーヒーは、レギュラーコーヒーに比べ
安定した量のカフェインやクロロゲン酸が含まれています。
まとめ
今回は飲んだらすぐに効くコーヒーのさまざまな作用にについてお伝えしました。
短期的なコーヒーの効果については次の通りでした。
- コーヒーにはダイエットを手助けする脂肪燃焼効果がある
- コーヒーを飲むと眠気が覚めたり、集中力が増す
- コーヒーの種類(インスタント、レギュラー)に関わらず同様の効果がある
コーヒーには飲んでから20~30分くらいすると
短期的に効果を発揮することが知られています。
例えば、眠気覚ましや集中力増強などは受験生や仕事をする人に
親しまれている効果です。
最近ではコーヒーを運動前に飲むことで、
運動中の脂肪燃焼を助け効率化してくれる、
ダイエットに効果的な働きも注目され始めました。
その他にも、習慣的に飲み続けることで、
がんや糖尿病、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病の予防になり、
シミやしわなどの肌を老化から守るアンチエイジング効果もあります。
このようにさまざまな健康効果をもたらすコーヒーですが、
飲みすぎはかえって健康に悪影響です。
コーヒーの1日の適量はコーヒーカップで2~3杯程度が目安といわれています。
適度にコーヒーを飲んで健康効果を最大限に引き出しましょう。