運転中の眠気を防止するにはどうしたらいいですか？
- 運転中、眠くて仕方ありません
- 朝の運転中に眠気に襲われる事が多く困っています
- コーヒーを飲んで何時間くらいは眠気を覚ます効果がありますか？
あなたもこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
運転中の眠気の防止にはコーヒーを飲むことが広く知られています。
運転中の眠気を防止できずにうとうとしてしまっては、
最悪の場合交通事故などの惨事を招いてしまいます。
ところで、みなさんはコーヒーを飲むことで
スッキリと目を覚ますことができているでしょうか。
今回は、コーヒーを飲むことで眠気を防止するためのポイントを
まとめていきたいと思います。
運転中の眠気をコーヒーで防止するためのポイント
コーヒーを飲んでも効くまでに20~30分のタイムラグがある
コーヒーに多く含まれているカフェインの働きの一つに
覚醒作用というものがあり、眠気を覚まし集中力を高める効果があります。
ですが、このカフェインはコーヒーを飲んだからといって、
すぐに効果を発揮するわけではありません。
カフェインがコーヒーと一緒に体内にと入ってから、
効果を発揮するまでには、一般的に20~30分のタイムラグがあります。
もしかしたら、すぐに効いてるよという人もいるかもしれませんが、
それは思い込みによるプラシーボ効果が働いているのかもしれないです。
また、コーヒーは缶コーヒーなどを1杯飲めば、
眠気防止の効果を発揮するのに十分です。
飲み方は、時間をかけてちびちび飲むのではなく、
できるだけ早く1杯を飲みほした方が短時間で
多くのカフェインが取り込めるので効果が高いです。
それにぬるくなってはおいしくありませんしね。
持続時間は個人差もありますがだいたい2時間ぐらい
コーヒーに含まれるカフェインの眠気覚ましのなどの働きは
個人差などもありますがだいたい2時間ぐらいだといわれています。
また、長距離運転を行う場合は、
2時間運転したら10～20分くらい休憩するのが適切だといわれています。
長距離運転の場合は、この休憩時間に眠気防止のために
カフェインを補給しなおすことが望ましいです。
ただし、コーヒーの飲みすぎは重大な健康被害を引き起こしますので、
1日に2~3杯くらいにとどめておくことが推奨されています。
さらに、カフェインには胃の粘膜を刺激して胃液の分泌を促す働きがあり、
空腹時にコーヒーを飲むと胃が荒れてしまい負担をかけてしまいます。
なので、食後や何か食べてから飲んだり、
ミルクが入っているものを飲んだりするのがおすすめです。
可能ならコーヒーを飲んだ後に30分ほど仮眠をとると、カフェインの相乗効果でスッキリと目が覚める
先ほど、コーヒーを飲んでからカフェインが効果を発揮するまでに、
20~30分ほどのタイムラグがあるとお伝えしました。
そこでコーヒーを飲んでから、
可能であればこのタイムラグの間に30分ほどの仮眠をとると、
仮眠から起きたときにカフェインの効果が発揮され、
スッキリと目を覚ますことができます。
まとめ
今回は、コーヒーによって運転中の眠気を防止する方法についてお伝えしました。
ポイントは以下の通りでした。
- コーヒーを飲んでも効くまでに20～30分のタイムラグがある
- 持続時間は人にもよるがだいたい2時間ぐらい続く
- 可能ならコーヒーを飲んだ直後に30分ほど仮眠をとると相乗効果でスッキリと目が覚める
運転中に睡魔が襲ってくるのは仕方のない生理現象です。
ですが、運転中いつも眠くなってしまうような人は、
自律神経のバランスが乱れたことで夜の眠りが浅くなっているかもしれません。
自律神経が乱れる主な原因として、ストレス、不規則な生活、
疲れ、季節の変わり目の急激な温度変化などがあります。
この自律神経の乱れにより寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたり、
十分に睡眠時間をとっているつもりでも眠くなることがあります。
よって、どうしても眠気が取れないようなときは、
ちゃんと休息することも運転中の眠気対策には効果的です。
