あなたはカフェに行ったとき
どのコーヒーを注文するでしょうか？
エスプレッソやカフェラテ、カプチーノ、
スタバにいけばフラペチーノなど
多くのコーヒーがありますよね。
参考 エスプレッソとは～カプチーノ・カフェラテ・マキアートのもと
私は最初に行ったカフェであれば
とりあえずブレンドコーヒーを注文します。
なぜかというと、ブレンドコーヒーは
カフェごとのこだわりの集大成というべきもので、
ブレンドコーヒーの良しあしで
そのカフェの良しあしを知ることができます。
今回は、ブレンドコーヒーについて、
まとめていきたいと思います。
ブレンドコーヒーとは
まずブレンドコーヒーとは
それぞれ特徴の違うコーヒー豆をミックスして
新しい風味のするコーヒーのことです。
たとえば、苦味を強調したければ、
苦味の特性が強いマンデリンやコロンビアをベースに
味のバランスを整えるためにグアテマラを混ぜる
といった具合に好みの味になるように調整してできたのが、
ブレンドコーヒーです。
一般的には、3種類～5種類のコーヒー豆を混ぜて
ブレンドコーヒーをつくります。
参考 原産地ごとに風味が変わる！コーヒー豆の種類や特長まとめ
つまり、コーヒー豆の選び方や分量、
それぞれの焙煎度合によって
無数のブレンドコーヒーが出来上がることになります。
ですので、それぞれのブレンドコーヒーは、
ブレンドした人のコーヒーへのこだわりの塊のため、
ブレンドコーヒーでカフェの良しあしを知ることができるわけです。
ブレンドコーヒーとは逆に、
1種類のコーヒー豆だけで抽出したコーヒーを、
ブレンドコーヒーに対して、ストレートコーヒーと呼びます。
ブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーの違い
アメリカンコーヒーといえば、コーヒーの風味が薄く
お湯で薄められているイメージが強いのではないでしょうか？
ですが、アメリカンコーヒーとは
お湯で薄められたコーヒーではないのです。
なぜ風味が薄くなるのかというと、
普段私たち日本人が飲んでいるコーヒーは
中・深煎りのコーヒー豆で苦味と酸味のバランスが取れているのに対し、
アメリカで飲まれている通称アメリカンコーヒーは、
浅煎りのコーヒー豆で酸味が強く苦味が少ないために
濃いコーヒーを飲みなれている日本人には薄いと感じるのです。
つまりアメリカンコーヒーとは、
焙煎度合いがアメリカンローストと呼ばれる浅いコーヒー豆から
抽出したコーヒーのことを指します。
参考 意外と知られていないコーヒー豆の焙煎～コーヒー豆のつくり方
一方ブレンドコーヒーとは、
数種類のコーヒー豆の特徴をミックスすることで
独自の風味を持ったコーヒーのことです。
アメリカンコーヒーとブレンドコーヒーは
同一に比べることができない別々の考え方のコーヒーになります。
ちなみに、エスプレッソというイタリアなどでメジャーな濃い目のコーヒーを、
お湯で薄めて飲みやすくしたものをカフェアメリカーノと呼びます。
参考 本場イタリア人の朝のたしなみ！エスプレッソの正しい飲み方
まとめ
いかがでしたでしょうか？
ブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーは
別々の考え方のコーヒーであるため、
単純に2つの違いを説明できるものではありません。
また、ブレンドコーヒーは
カフェのオーナー(バリスタ)のこだわりが
形になったものなのでカフェごとに異なります。
今度カフェや喫茶店にいったときは、
注意深く飲み比べてみるのも面白いと思います。
