あなたはアメリカンコーヒーを
飲んだことはあるでしょうか？
一度飲むと忘れられない
うすーい味が特長のアメリカンコーヒー。
しかし、アメリカンコーヒー＝ブレンドコーヒー
と思っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、アメリカンコーヒーについて
ただしく知ってもらいたいと思い、
アメリカンコーヒーについて書いていきたいと思います。
ブレンドコーヒーとは
アメリカンコーヒー＝ブレンドコーヒーは間違いです。
コーヒー豆にはいくつか種類がありますが、
キリマンジャロ、モカ、ブルーマウンテン、
コロンビアなどが有名です。
そのコーヒー豆をいくつか混ぜ合わせて
焙煎したものがブレンドコーヒー豆になります。
なぜ混ぜ合わせるのかというと、
コーヒー豆にはそれぞれに風味の特徴があり、
その独特の特徴を抑えたり引き立てたりして、
コーヒーを飲みやすくするためです。
ブレンドのバリエーションは
喫茶店のマスター数と同じだけあり、喫茶店の良しあしは、
ブレンドコーヒーの出来しだいだといわれるほどです。
ちなみに、コーヒー豆を混ぜずに
1種類だけのものはブレンドに対比して、ストレートと呼ばれます。
アメリカンコーヒーとは
ブレンドコーヒーについてご理解いただいたところで、
アメリカンコーヒーについて…。
アメリカンコーヒーが薄い理由は焙煎の度合いが
通常私たちが口にするコーヒーより浅い(焙煎時間が短い)からです。
焙煎の度合い？って方もいるかもしれませんので、
焙煎の種類をつぎにまとめます。
- ライトロースト (浅煎り、焙煎時間短い、酸味が強い、苦味が弱い)
- シナモンロースト
- ミディアムロースト (アメリカンコーヒーはこのくらい)
- ハイロースト
- シティロースト (酸味と苦味のバランスがよい、日本はだいたいココ)
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト (深煎り、焙煎時間長い、酸味が弱い、苦味が強い)
焙煎の度合いは↑の8段階にわかれていて、
それぞれコーヒーの風味の特徴が違います。
参考 意外と知られていないコーヒー豆の焙煎～コーヒー豆のつくり方
日本では、だいたいシティローストあたりで
苦味や酸味のバランスがいいのですが、
アメリカで飲まれているいわゆるアメリカンコーヒーは
日本のものより焙煎時間が短く、苦味より酸味が強い
あっさりとした味のコーヒーです。
日本のコーヒーよりも苦味が少なく
酸味がったっているため、
日本人の味覚では薄いと感じるのかもしれません。
決してふつうに入れたコーヒーを
お湯で薄めているわけではありませんからね。
また、アメリカの人はマグカップで多量に
コーヒーを飲むため、薄いのが適してるのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
アメリカンコーヒーを薄いと感じる人もいれば、
あっさりしていて好みだという人もいます。
人の好き嫌いは千差万別ということですね。
